よくあるご質問
FRPタンクQ&A
Q1
主な用途は何ですか?
A1
お風呂や温泉、プールの循環ろ過、噴水や景観水の処理、その他特別仕様として、工業用ろ過、雨水ろ過、活魚槽ろ過、などあります。
Q2
タンクの全高を低くしたり、高くすることはできますか?
A2
基本的には図面どおりの高さになりますが、ARは特注品として対応可能です。
Q3
タンクに圧力計、エアー抜きを取り付けたいのですが・・。
A3
どちらも対応可能です。
圧力計はオプション品となります。注文時にご指示下さい。
エアー抜きはタンクによって異なるのでお問い合わせ下さい。
Q4
EGタンクの出入り口フランジ口径を変更できますか?
A4
蓋を交換して入り口の口径を変更する事ができますが、出口は変更できませんので処理水配管で変更を行ってください。
Q5
屋外で設置しても問題ありませんか?
A5
屋外暴露試験などの結果から、ゲルコート面のつやの低下また変色はあるものの、強度の低下は少ない事を確認しておりますが、出来るだけ屋内での設置をしてください。
Q6
耐圧仕様(0.5MPa)は製作可能ですか?
A6
特注品として製作可能です。
図面・価格はお問い合わせ下さい。
製作日数(約2~4週間)を要しますので早めにご連絡下さい。
FRPについてのQ&A
FRPとは?
Fiber Reinforced Plastics(ガラス繊維強化プラスチックス)の略語です。
歴史は古く第二次世界大戦の頃には既に米軍で使用されておりました。
アポロ計画(NASAによる人類初の月への有人宇宙飛行計画)によって飛躍的に発展しました。
FRPは強化用繊維の効果によって軽くて、とても強く、剛性があります。
年間20〜30万トンが使用されています。住宅のバスタブなどの比率が大きいのですが
近年になってろ過機などの圧力容器のも金属に替わって使用されるようになりました。
FRPの用途は
- 住宅機器部門(浴槽、洗面化粧台、浄化槽など)・・・最も比率が高い
- 耐食機器部門(薬品タンク、など)
- 車両部品部門
- その他
電気絶縁性は?
ガラス繊維も使用する樹脂も電気絶縁性に優れており、FRPは電気絶縁性を有しています。
耐熱性は?
加熱による大きな軟化をしたり、溶融したりすることはありません。
使用する温度によって樹脂を使い分けて成形しております。弊社では90度まで対応しています。
一般的には
オルソ系樹脂 40℃
イソ系樹脂 60℃
ビスフェノール系樹脂 80℃
ノボラック系ビニルエステル樹脂 100℃
耐寒性は?
FRPは低温下での特性はとても優れています。
ただし、タンク内部で液体が凍結するような環境での設置は避けてください。
耐薬品性は?
酸やアルカリなどに対して良好な耐食性を示します。
使用する樹脂によって使用される薬品に対応できますので、発注時にご相談ください。